筆者は専門のサッカー指導者ではありません。筆者が逆足キックを習得するために試行錯誤した事例を残すためのものです。本稿は試稿であり、批判的なご指摘・ご意見等も常に歓迎しております。コメント欄・twitter等でお気軽にご指摘いただければと存じます。
サッカーにおけるキックは、物理学的には足先を加速してボールにぶつけ、その反作用でボールを加速する過程と言えます。足先を加速するためには足先に力を加える必要がありますが、その力を発生させるため筋肉の使い方は、大雑把に以下の4種類に区分できると考えられます。
- 助走
- 軸足
- 水平面トルク
- 矢状面トルク
実際のキックはこれら4つの成分やその他の細かい動きが組み合わされたものですが、どの力を強調するかによってキックの性質が変わってくるでしょう。本稿ではそれについて考えます。